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●障害に悩んだ遺書
福島市の市営住宅の一室で5日、この部屋に住む正木日菜ちゃん(当時6)が死亡しているのが見つかった。
近くの阿武隈川では、日菜ちゃんと同居していた祖母正木春江さん(50代)とみられる遺体も見つかり、
部屋には日菜ちゃんの障害に悩んでいたとの趣旨の遺書があった。県警は正木さんが無理心中を図ったと
みている。祖母と孫はどんな生活をし、なぜ追いつめられたのか。(小寺陽一郎、川口敦子、古庄暢、関田航)
近所の人などによると、正木さんには、長男と日菜ちゃんの母親の長女(30代)、次女(20代)がいた。
市営住宅に入居したのは約20年前で、当時は幼い長女、次女と一緒に暮らしていたという。
ただ、近所づきあいはほとんどなかったという。ここ数年は、長女や次女の姿を見た人はおらず、日菜ちゃんと
2人暮らしだったとみられる。
市営住宅は約10棟が密集するうちの1棟。正木さんと日菜ちゃんが横の公園で遊ぶ姿や、正木さんが
白い軽自動車に日菜ちゃんを乗せ、外出する姿を複数の住民が見ている。近所の女性(72)は最近も午前8時ごろ、
車で出かける2人に会った。「どこいくの」と聞くと、日菜ちゃんは「ばあちゃんと保育所行くの」と笑って答えたという。
捜査関係者によると、遺書は複数の封筒に分けて入れられ、主に次女宛て。日菜ちゃんには集団生活になじめない
障害があり、小学校入学を控え悩んでいる、という趣旨だったという。正木さんは、日菜ちゃんのことを児童相談所に
相談していたという。
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