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サッシメーカーの「YKK AP」「新日軽」「不二サッシ」の3社が、国の耐火基準を
満たさないサッシ窓を出荷していたことが国土交通省の調べでわかった。すでにトステムと
三協立山アルミでも同様の問題が判明しており、業界上位5社がそろって違法な商品を
流通させていた。交換や改修が必要な住宅は計3万棟に上る見通し。
問題があったのは、窓枠の素材が室内側は樹脂、室外側はアルミを使った複層ガラスで、
左右に引いて開閉する窓。2002年2月以降に出荷された戸建て住宅用で、窓枠が
アルミだけのものより断熱性が高く、寒冷地や都市部で普及している。
YKKは「エピソード」、新日軽と不二サッシは「アルプラクラス K3」の商品名で販売した。
不二サッシは新日軽に製造を委託していた。
建築基準法では、住宅密集地での延焼を防ぐため、20分以上、炎の熱に耐えて
ガラスが窓枠から外れない性能を求めている。しかし、公的な機関の試験で3社の商品は
屋外からの炎では10分以内、屋内からの炎でも15分以内で燃え、ガラスが割れて
窓枠から外れた。
問題の商品を使った住宅は都市部の耐火基準を満たさず、違反になる。
3社の出荷数は戸数に換算して1万5千棟前後とみられる。
*+*+ asahi.com 2011/03/09[06:29:27.95] +*+*
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