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国土交通省は8日までに、歩行者が自動車にはねられた際の脚のけがをできるだけ
軽減するため、バンパーに衝撃を吸収する性能を持たせる保安基準を導入することを決めた。
各メーカーが独自で進めてきた安全対策を統一し、不備がないようにする狙い。
国交省によると、2009年に交通事故に巻き込まれてけがをした歩行者は全国で
約6万9千人。そのうち骨折や靱帯断裂など脚を損傷するケースは36%に上り、
体の部位で最多となっている。
同省は人間の脚に見立てた衝撃測定装置を使って、時速40キロの車にはねられた際の
ダメージが一定以下となるよう義務付ける方針。道路運送車両法に基づく保安基準の一部を改正し、
13年4月以降に型式登録、生産される車から順次適用する。
対象は定員9人以下の乗用車や、総重量3・5トン以下の一部のトラックなど。
国交省は、歩行者が骨折した事故のうちの7割、靱帯損傷の事故の3割で、それぞれけがの
程度が軽減されるとみている。
衝撃緩和の対策として、バンパーの裏側にラバーやウレタンなど緩衝材を取り付けて
クッション性を高めたり、バンパーの形状を工夫することが想定されている。
ソース:URLリンク(www.47news.jp)