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前原誠司外相は6日、政治資金規正法が禁止している外国人からの政治献金を
受けとっていた問題で責任を取って辞任する意向を固め、菅直人首相に伝えた。
1月に発足した菅再改造内閣で閣僚の辞任は初めて。
重要閣僚の辞任が内閣支持率が低迷を続ける首相の政権運営に大きな打撃を与えるのは必至。
首相の求心力低下は避けられない。
前原氏は同日夜、首相公邸に首相を訪ね、1時間45分間会談した。
首相は慰留したとみられる。前原氏が辞任を決断したのは献金問題が長引けば、
2011年度予算案と関連法案の国会審議に悪影響を与えるとの判断だ。
後任の外相には松本剛明外務副大臣の名前が取りざたされている。
前原氏は「ポスト菅」の有力候補とも目されていただけに、
民主党の衆院解散・総選挙のシナリオにも波及するのは間違いない。
野党は専業主婦らの年金救済措置問題で細川律夫厚生労働相らの問責決議案を検討中。
前原氏の辞任が野党の攻勢拡大を招く恐れもある。
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