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トイレをきれいにするとべっぴんさんになれると歌う「トイレの神様」がヒットしているが、斑鳩町立斑鳩中(同町龍田北1)では、
09年5月からトイレ掃除に力を入れている。月に一度、生徒たちが休日に学校に出て隅々まで磨き上げる。
心もきれいになる掃除を推進しているNPO法人「日本を美しくする会」に所属する保護者がいたことが活動のきっかけ。
トイレ掃除で生徒たちの心を磨こうとこれまで20回以上実施して来た。最初は10人ほどが参加したが、
現在では部活動や生徒会なども積極的に参加し、多い時には約50人の生徒が集まるという。
トイレ掃除には約10人の同会会員が訪れ、スポンジやたわし、やすりなど約15種類の道具の使い方を指導する。
体操服姿の生徒たちは、冬でも素手素足でヒザをつき、床から便器内まで磨く。約1時間半かけて、
1回で2、3カ所のトイレをきれいにするという。
終了後は反省会を開き、一人ずつ感想を述べる。廣〓裕司校長(60)は「最初はくさい、汚いと言う生徒がいるが、
やっていくうちに生徒たちからはキレイになってうれしい、気持ち良かった、という声が出るようになる」と語る。
1回目から参加している剣道部の藪本優也さん(2年)は「掃除をやり出してトイレを丁寧に使うようになった。
不思議と小さなことにくよくよしなくなり、心が広くなった気がする」という。同部の東武志さん(同)も
「最初は掃除が嫌いだったが、やっていくうちに心が落ち着いて、集中力がつくようになった」と効果を話す。
廣〓校長は「トイレには、子どもたちの心をきれいにしてくれる神様がいると思う」【山崎一輝】
ソース 毎日新聞
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