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京大入試問題のネット投稿事件は、フタを開けてみれば「京大に合格したかった」
予備校生による手の込んでない単独犯行の可能性が高まってきたことで、
番組内では大学側の不備や逮捕の正当性を問う声が強まってきた。
「まず、大学がきちんと入試の監督ができなかったことを詫び、責任者を処分する。
それから訴えるのが手順だと思う」(教育評論家・尾木直樹)
金曜メインコメンテイターの山口一臣・週刊朝日編集長は、この手のネットワーク型カンニング/
問題流出は過去にもあったことであり、「再発防止は可能だった」と大学側の怠慢を言う。
予備校生の逮捕についても、「カンニング自体を取り締まる法律はないのに、
無理やり事件化していった」などと批判的にコメントした。
元プロ野球選手の長嶋一茂も、これは本当に深刻な事件なのかと疑問を呈し、
だって、野球ばっかりやってたから試験勉強やる時間ないもん、オレ」と堂々告白。
「みなさん1度もカンニングやったことないんですか、って?」と問いかけた。
しかし、昔のスタンドアロン型カンニングと今回のネットワーク型(ネットへのリアルタイム問題流出)の間には
大きな懸隔があるのであって、「たかがカンニングで」的な見方が問題を正しく捉えてるのかどうかは、これまた疑問ではある。
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