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「あいつら何にも分かってない」「バカ。お前らも何にも分かってない!」。
ねじれ国会で苦しむ民主党の中で、野党を「あいつら」、記者団を「お前ら」呼ばわりして
意気軒昂なのが誰あろう、野党対策の先頭に立つ安住淳国会対策委員長だ。
当初は低姿勢で、最も重要な公明党の漆原良夫国対委員長らに毎日、電話で「どうもお世話になっています」と
ご機嫌伺いを欠かさなかったが、与党の思惑通りに国会運営が進まなくなると「本当にマスコミはどうしようもない」と、
記者団に八つ当たり、責任転嫁が目立ってきた。
だが、マスコミを目の敵にするのはお門違い。安住氏自身がNHK記者出身、
しかも政治部に所属していたからだ。当時を知る自民党関係者の話。
「安住氏の同期には今、夜九時のニュースキャスターをやっている大越健介氏ら優秀な人材が揃っており、
彼は二線級の記者と見られていた」
こうした事情もあってか、早くから政治家に転身する夢を抱き、早大雄弁会の伝手(つて)を頼って
小渕恵三元首相が率いた小渕派からの出馬を模索したが、結局、平成五年に新党さきがけから出馬して落選。
雌伏の時を経て三年後、民主党で初当選してからは連続当選。はや当選五回で防衛副大臣も経験した立派な幹部だ。
岡田克也幹事長の数少ない側近として知られ、国対委員長にも岡田氏の抜擢で就任した。
「しかし『空気が読めないKY』の岡田氏と同様、意気込みはあれど空回りの連続。
記者とのコミュニケーションをよくしようと毎日午後四時から取材を受け始めたが、
その前後には八つ当たりすることしきり。『お前らの上のデスクから重要なことは連絡をもらっている』
などと言うこともしばしば」(政治部記者)
官僚たちの評判もイマイチ。中央省庁幹部がため息をつく。
「安住さんに“ご説明”すると、アタマがいいと思っているのか、途中で『分かった、分かった』と遮る。
それで途中段階の話をすぐ公表してしまうので、結局メチャクチャになってしまう」
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