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自宅で拳銃と実弾を所持したとして、大阪府警は6日、銃刀法違反
（加重所持）容疑で、府警箕面署地域課巡査部長の池田周史容疑者
（48）＝同府茨木市五十鈴町＝を逮捕した。
府警によると、署の拳銃とは別のもので、同容疑者は調べに「妻の
長電話の腹いせに自宅のテレビ台に発砲した」と話しているという。
池田容疑者は拳銃について、今年1月に父の遺品から見つかったと説明。
拳銃や改造モデルガン計10丁のほか、実弾や自分で作った改造弾約二百
数十発を持っていると話しているという。
府警は6日夜、同容疑者宅を家宅捜索し、このうち4丁と約200発を押収した。
入手先について今後詳しく調べる。
逮捕容疑は10月30日午後4時ごろ、自宅で拳銃1丁と実弾2発を所持した疑い。
府警によると、妻の説明では同時刻ごろ、夫は休みで自宅にいたが、
妻が電話していて夫の呼び掛けに答えられなかったため、夫が立腹して平手
打ちし、発砲したという。
妻が11月末、知人の警察官に「夫から家庭内暴力を受けている」と相談。
同署の上司が問いただしたところ、自宅での発砲を認めた。
改造モデルガンについて、池田容疑者は昨年7月ごろ、趣味で収集し、実弾が発射できる状態
にしたと話しているという。