11/02/28 18:50:18.92 0
むかしちょっとだけパチンコをしたことがあります。名古屋の社会部時代ですから十数年前、
「CR機が主流になって、大勝ちもするけど大負けもするようになった」なんて話を耳にして、
なんだかよく分かりませんでしたが「記事のネタになるかも」と、半ば気まぐれで人生初の
パチンコを打ってみたら、何をどう間違えたか大当たり。キョトンとしながら玉と引き換えに
数個のケース(中にはライターの火打ち石が詰まっていました)を受け取って交換所に持っていくと、
ウン万円に化けてしまいました。
「はは~ん、これはビギナーズラックだな」と思い、その後2度くらいチャレンジしたところ
機械が次々に千円札をのみ込んでいくばかりで、「ああ、やっぱり」と早々に撤収しました。
結局、記事のとっかかりを考えあぐねているうちに別の案件に忙殺され、取材には手をつけず。
パチンコがアニメだらけになる前のお話です。
さて、「封印作品の謎」(太田出版)をはじめとするシリーズで、「ウルトラセブン」第12話はなぜ
再放送もDVD化もされないのか?といったサブカルチャーの「封印」の謎を追ってきたジャーナリストの
安藤健二さんが、洋泉社から「パチンコがアニメだらけになった理由」を刊行しました。
名古屋のパチンコメーカーも登場するので名古屋の文化面に書くにはちょうどいいネタだと思い、
インタビューしました。前々から安藤さんの本を読み続けてきたファンでもありましたし。
内容は書名の通り、アニメ関係者やパチンコ台メーカーなどに取材して、ファン層が重なりそうにない
パチンコとアニメがなぜタイアップするのかを解き明かしたものです。最初のきっかけは、
編集者が耳にしたうわさから。「パチンコ店の経営者が世代交代し、アニメオタクが増えたかららしい」。
安藤さん自身はパチンコに興味はなく、最近のアニメはたまに映画を見る程度。
「景気のいい業界同士が手を組んだのかな、くらいに思っていた」そうです。しかし、取材に入ると実態は大違い。
続きます
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