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国の名勝、御室桜で知られる仁和寺(京都市右京区)で毎年春、
夜桜のそばで招待客らにすき焼きを提供していた茶店が今春以降は
取りやめになることが28日までに分かった。「世界遺産の寺の真ん中で
肉を食べるのは宗教的な尊厳を守る上で好ましくない」との理由だが、長年、
茶店を運営してきた門前の業者は「なぜ今唐突に」と困惑している。
仁和寺が御室桜の見物でにぎわう様子は江戸時代中期の文献にも残る。
茶店の始まりは定かではないが、昭和初期には門前の住民が桜を管理し、
開花時期になると共同で茶店を出す方式となった。
すき焼きの提供が始まったのは約40年前。茶店が毎春、屋根付きの桟敷と
床机席(約300席)を特設する。近年は4月の約2週間、寺の招待客や茶店に申し込んだ客など数百人が訪れている。
夜桜のそばの茶店の廃止について、仁和寺の杉本泰俊執行は「金堂や
観音堂の前の聖域とも言える場所で肉を食べることには、かねて宗派内で批判があり、
夜間の飲食はできないことにした」と説明する。
昼間の拝観は弁当などの持ち込みができるという。
ソースどすえ
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