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三重大大学院生物資源学研究科准教授の男性が、科学誌に投稿した論文10本に
「データ捏造や改ざんがある」との告発文が文部科学省に寄せられ、三重大と、以前所属していた
名古屋大が学内に委員会を設置、調査を始めたことが27日、関係者への取材で分かった。
准教授は「対応を検討中で何も話せない」とし、捏造があったかどうかについて触れなかった。
告発文は、准教授が1996~2010年度に執筆した論文10本について「別の実験で
得られた画像を流用した疑いがある箇所が同じ論文に複数ある」「パソコンで画像を加工した
継ぎはぎの形跡がある」などとし、計66点のデータの捏造や改ざんを指摘。東京都の民間研究者が
今月下旬に提出した。
准教授の専門は分子生物学や食品機能化学。04年まで名古屋大大学院生命農学研究科に
助手として在籍しており、名大は当時の研究の責任者だった生命農学研究科の男性教授についても
調査を始めた。
准教授は10本を海外の専門誌に投稿したが、うち2本は米誌ジャーナル・オブ・バイオケミストリーから
「データに不審な点がある」などと指摘され、掲載後に撤回した。
10本のうち6本は、文科省所管の日本学術振興会などから計約2千万円の公的補助金を受けており、
文科省は不正が確認されれば返還を求める。(共同通信)
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