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経済評論家の勝間和代さんが、恋愛の方法論を説いた『恋愛経済学』(扶桑社)という本を出版した。
恋愛をシステマチックに分析し、独自の勝間流恋愛論を説いている。
勝間さんといえば、マッキンゼーやJPモルガンといった外資系企業を渡り歩いた経営コンサルタントとして
数々の著書があるが、最近はビジネス書以外にも『結局、女はキレイが勝ち』といった自己啓発本を多数出版している。
秋元さんとの対談が秀逸。 2011年2月18日発売された『恋愛経済学』ではテーマがストレートに「恋愛」。
前書きによると、2回の結婚と離婚歴のある勝間さんが、自分の失敗を分析し、
統計データを調べるなどして恋愛を理論としてまとめようとしたものだという。
勝間さんによると、女性は男性に「子種」や「お金」を求めるが、最近の日本社会はデフレと不況で、
女性の求める年収600万円の男性が、結婚適齢期の男性の4%しかいなくなってしまった。
そのため、「女性の方が高望みすると一生結婚できません」と力説。
「女性が結婚しようと思ったら、自ら稼ぐのが一番早いです」
「自分が稼いで、ほどほどの男で手を打て」と勧めている。
同書には「女性が(男性に)求めるものは、やはり社会的な保障です。
なんだかんだいってもお金が大事なのです」
「卵子の数が限られている女性の希少資源はセックス」といった勝間流の男女論が随所に散りばめられている。
リスクが高いので決して勧めないとしながらも、「もし女性が男性にモテたいと思ったら、
相手に『セックスできるのではないか』という期待を持たせるのが一番簡単な方法です」というものまである。
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