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有田市は、特産のミカンや市の名所を若い世代にPRしようと、スマートフォン(高機能携帯電話)用のソフトを開発し、無料で配布している。
市内の観光地まで案内する機能や動画での市の紹介のほか、画面上でミカンを育てるゲームでは、好成績を残した人にミカンなどを市がプレゼント。
流行の携帯端末を使い、低迷するミカンの消費拡大や街の活性化を目指す。(加野聡子)
市は、若年層のミカン離れが進んでいることから、若者の間で急速に普及しつつあるスマートフォンに着目。昨年秋から、
米アップル社の「iPhone(アイフォーン)」用のソフト(アプリ)の開発を始め、今月、「AR―ARIDA」と名付けて、無料でダウンロードできるようにした。
アプリには、市内の観光情報やイベントなどの動画での紹介、ミカンがテーマのゲームなど六つの内容を搭載。
海水浴場や寺社などの観光スポットを紹介するだけでなく、スマートフォンの全地球測位システム(GPS)機能を使って、
現在地からの道のりを地図で示したり、昨年11月に行われたスイーツコンテストなどの様子を動画で配信したりする。
今後、ミカンの収穫や水産物の水揚げの様子などの配信も予定している。
アプリの目玉は、画面上でミカンの木に水をやるなどして収穫できるまで育てるゲーム。
市は、うまく実をならすことができれば、抽選でミカンやミカンジュースを送るプレゼント企画を行っている。
アプリの内容や情報は随時、更新する。同市の橋本直明・市長公室長は「スマートフォンを通じて、
有田市ファンを1人でも増やしたい」と期待し、「有田みかん」のキーワードでのアプリ検索をアピールしていた。
(2011年2月25日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
有田市が開発したスマートフォン用のアプリ「AR―ARIDA」のゲーム画面(有田市で)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)