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★“バラマキ4K”に菅政権、猛反発 自民の修正動議、断固拒否へ
菅政権の閣僚が25日の閣議後の記者会見で、自民党がまとめた平成23年度予算案
の修正動議に一斉に猛反発した。動議は、民主党のマニフェスト政策である「子ども手
当」「高速道路無料化」「高校無償化」「農家の戸別補償」を“バラマキ4K”と酷評
し廃止を求めているが、看板だけに撤回は不可能。ガチンコの正面衝突で予算審議がさ
らに紛糾するのは必至だ。
野田佳彦財務相は会見で、「子ども手当、農家の戸別所得補償、高校授業料無償化、
高速道路無料化はそれぞれ政策目的があり、安定財源を確保してやっている」と反論。
「バラマキとして削れという指摘はちょっとあたらないのではないか」として、動議を
拒否する考えを強調した。
玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)は25も、「そのまま受け入れるわけ
にはいかない内容だ」と拒否を表明。4Kについて、「恒久的な財源を確保して実施し
ている。『ばらまき』と断じて、すべてやめるのは厳しい」と反論した。
さらに与謝野馨経済財政担当相は動議で公務員の人件費を1兆5千億円削減する方針
を示していることについて、「地方公務員の給料は地方自治体の議会で決めるもので、
憲法違反にもなる措置だ」と批判。「野党になると情報不足に陥るってのは民主にも自
民にも当てはまる」と、皮肉ってみせた。
自民党の動議は、4Kの廃止で浮いた財源を景気対策や赤字国債の新規発行削減など
に充てることが柱で、丸のみを迫っている。ただ、谷垣禎一総裁は24日に「動議は民
主党がアイデンティティーを保っていれば到底のめる案ではない」と発言しており、
無理なハードルを設けて揺さぶりをかけ、衆院解散に追い込むのが狙いだ。
(続く)
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