11/02/24 02:25:52.14 0
【カイロ=古谷祐伸】反体制デモが続くリビアの最高指導者カダフィ大佐は22日、国営テレビを通じた演説で「私はリビアで死に、
殉教者になる」と述べて退陣を拒否。さらに「最後の血の一滴まで戦う」とし、デモを断固として抑え込む姿勢を鮮明にした。だが、
カダフィ体制を支えてきたオベイディ公安書記(公安相)が22日、辞意を表明するなど体制内の亀裂が深刻化している。
カダフィ氏は首都トリポリの自宅前で、茶色の服にサングラス姿で演説。拳を振りながら絶叫も交え、独自の論を75分間にわたって語った。
「リビアは世界を導いている。今ではリビアのカダフィやその革命は誰でも知っている。カダフィは辞めない」と述べ、
退陣する理由はないと強調。反体制デモについては「(デモ参加者は)薬物を与えられて行動するギャング。
ドブネズミ以上の存在ではない」と切り捨て、「家々を一軒ずつ回って粛清しろ」と徹底的につぶす姿勢を示した。
一方で、地方行政組織の設立や憲法制定の可能性に触れ、譲歩する姿勢も見せた。
リビア政府は演説後、15日に始まったデモの犠牲者数を初めて発表。58人の兵士を含む300人で、
約半数は東部ベンガジの人たちだと説明している。
一方、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、オベイディ公安相は22日にベンガジで辞任を発表し、
「すべての兵士に対し、人々の要求に応えるよう呼びかける」と述べた。
.URLリンク(www.asahi.com)
2011/02/23(水) 14:26:24.95
スレリンク(newsplus板)l50