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「何年ものあいだ、リビア国民は各省庁が自分たちの要望に応えないこ
とに不満を訴えてきた。これらの省庁は今日ではタコと化し、腐敗と汚職
と仲介による便宜の計らいが、はびこっているありさまだ」-こうスピー
チしたカダフィ大佐は、リビアの省庁の大部分を廃止することを明らかに
した。
主権にかかわる省(防衛省、公安省、外務省など)と、国家戦略的なプ
ロジェクト(道路建設や空港建設など)を残す以外は、すべての省庁とプ
ロジェクトを廃止するという。カダフィはこの決断について、「毎年370億
ドルも使ってきたが、全人民委員会(政府)は、このカネを運用・管理す
ることに失敗した。
失敗したからには、委員会は存続すべきでない」
と言明した。では、教育や医療といった“公共サービス”はどうなるのか?
“偉大な指導者”の計画は、リビアの豊富な石油資源で得た国家収入
を国民に直接分配して、国民自らが開発計画や行政サービスを実行する
というものだ。
彼は、「国民は、教育、農業、衛生、工業などの分野で、自分たちの好
きなだけ必要なサービスを行えばよい」と約束した。
この分配金の額は、国民一人当たり、1ヵ月1000リビア・ディナール
(約8万5000円)ほどになるとみられている。物価が違うから、現地で
は実際はその数倍に当たる。
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