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金星煥外交通商部長官は来日中の17日、東京・港区の民団中央本部を訪れ、鄭進団長をはじめ黄迎満議長、金昌植監察委員長、
金龍濤東京本部団長らと懇談した。
鄭団長は「在外国民として同胞社会の発展と祖国発展に引き続き尽力する。創団65周年の今年は次世代の育成と日本帰化者、
新規定住者、総連系同胞の受け入れに力を注ぐ」と表明した。
金長官は「韓日外相会談のためにきのう東京に来た。菅直人総理を表敬訪問し、仙谷由人民主党代表代行、谷垣禎一自民党総裁、
山口那津男公明党代表と会談した。各党代表らには在日同胞の懸案である地方参政権問題について要望した。
今日は岡田克也民主党幹事長とも会った」と明らかにした。
また来年の国会議員選挙と大統領選挙から始まる在外国民の国政選挙参加と関連して「海外同胞社会が本国政界の状況を反映、
加熱化して後遺症を残さぬよう民団の役割に期待している」と述べた。
これと関連し、黄議長は、民団として①各政党に対して海外同胞を比例代表の候補者に指名しないよう自制を求める
②日本地域の特殊性を考慮し、総連や韓統連など反国家団体活動者への対応等に関する「要望書」を、
政府関係部署及び各党に提出し対処を求めたことを伝えた。
鄭夢周事務総長は、2大運動（「在外国民選挙参与運動と地方参政権獲得運動の同時推進」「次世代育成運動」）
・3大事業（「創団65周年記念事業」「在日同胞社会の組織基盤再構築と財団化講究」「在日同胞社会の統合プロジェクト事業」）など、
民団の今年の重点事業について説明した。
金長官は、「本国でも民団関連の事業に強い関心をもっている。民団の一層の発展を期待する」と表明した。
懇談会には、権哲賢駐日大使、張元三東北アジア局長が同席した。
金長官は、韓国中央会館別館の在日韓人歴史資料館を興味深く見て回った後、在日青年学徒義勇軍韓国動乱参戦記念碑に献花した。
（2011.2.23 民団新聞）
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