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・JR大阪駅南側に建つ阪神百貨店梅田本店。6階の「ベビー・こども服売場」を見渡すと、
他の百貨店の子供服売り場とは一線を画す品ぞろえに驚かされる。
鮮やかな生地に白のハートが水玉模様のようにちりばめられた派手なスカート、ドクロマークが
描かれたTシャツ…。10代後半から20代前半の女性が好みそうなファッションが今、おしゃれな
女子小学生に大人気という。最近では、女子と小学生の頭文字を組み合わせた「JSファッション」と
いう言葉が、子供向けファッション雑誌で頻繁に登場するほどだ。
通常、百貨店の子供服売り場では、クマやウサギなどをあしらった「母親が子供に着せたくなるような、
かわいらしい服装」(阪急阪神百貨店)が主流だ。これに対し、阪神本店では、中折れ帽やピンストライプ
(細いしま柄)のスーツなどをそろえた「チャビーギャング」、ハート柄のキャミソールや鮮やかな色使いの
エナメルバッグなどを扱う「ロニィ」など、従来の百貨店にはなかったJSブランドが並ぶ。
「どこにでもあるような子供服売り場ではなく、おしゃれに敏感な子供たちが『着たい』と思えるような
商品をそろえたい」
阪神本店子供服商品部バイヤーの百原(ももはら)重夫さん(53)が7年ほど前にこう思い立ち、
少しずつJSブランドのコーナーを増やしてきた。従来の子供服流通ルートにとらわれず、専門店や
インターネット、雑誌などを使って幅広く商品を集めたという。
当初、ドクロマークが描かれた衣服を見た上司からは、「百貨店の子供服売り場にはそぐわない」と
反対されたが、「そういうファッションを好む子供たちは増えています。必要です」と力説して押し切った。
その結果、来店客の反応も良く、他の百貨店とは明確に差別化できた。子供服専門店やショッピング
センターの顧客層も取り込み、売り場全体の増収にも結びついたという。
4月3日には、一般の子供たちからモデルを募って、店頭でファッションショーも開催する予定だ。(抜粋)
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