11/02/21 14:58:27.45 oCPf5ABD0
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では、北朝鮮の核問題を解決するためには、どのような方法がありうるか。サージカル・ストライク(外科的な攻撃)を
アメリカが北朝鮮に行う可能性は、現段階ではゼロに等しい。アメリカはイラク・アフガニスタン、そしてイランで手一杯であり、
朝鮮半島に戦力を投入するインセンティブも意思もない。関心があるとすれば、北朝鮮から核関連物質が流出しないことだ。
そうであれば、外交的な手段しかない。国連の制裁決議1718を誠実に履行していくことも大切だ。しかし、192カ国の加盟国
のうち、それを実行しているのはせいぜい50カ国程度であり、しかも制裁の中身は濃淡、様々だ。つまり、最も効果的な
外交努力の場は6者協議であり、これを梃子に、北朝鮮の核開発を止めさせ、非核化に持ち込むためには、他の5カ国の連携と
粘り強い交渉が何よりも必要となる。
今回、日本政府は拉致問題の進展がなければエネルギー支援に加わらないとの判断を下した。国民の多くが支持をしている
ようだが、私は間違った判断だと確信している。繰り返しになるが、北朝鮮の核の脅威をもっと感じなければならないのは日本だ。
これを、外交交渉で封じなければ、一発の核ミサイルで何十万、何百万もの人命が奪われるだけではなく、日本経済は
機能停止に陥る。日本が立ち直るには数十年の期間を要するだろう。「たった一発の核ミサイル」で、日本は終わると言っても
過言ではない。外交を誤って、「失われた数十年」を作るべきではない。
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前原の考えは、「ミサイル落ちたらどうすんだ!」てことだな。安倍は「落ちねーよ!」てことみたいだが。