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永田町に18日、強風が吹き荒れた。 「もう首相退陣しかない。民主党代表選だ」 政務三役の一人はこう語気を強めた。
平成23年度予算関連法案の年度内成立と引き換えの首相交代論。
しかも公明党に取引を持ちかけたのが、首相に近いはずの仙谷由人代表代行だったとしたら…。
民主党内でも「首相退陣」が真実味を持って公然と語られるようになった。
仙谷氏と親しい有力議員は慌てて口々に否定した。
前原誠司外相は記者会見で「私の感覚ではそのような取引をするはずがないと思っている」。
安住淳国対委員長も「ガセだ。首相は退陣することもないし、解散もしません」と、取引説を打ち消した。
仙谷氏自身も周囲に「妙ちくりんな話だ」と自らの“関与”を否定した。
それでも、「仙谷氏暗躍説」が説得力を持つのには理由がある。
官房長官として菅政権を支えた仙谷氏だが、野党時代には「菅代表」降ろしに動いたこともある。
首相自身も、官房長官に起用した仙谷氏のことを「煙たい存在」と評していた。
「ポスト菅は野田佳彦財務相だ」。最近の仙谷氏はこう吹聴しているという。
その真意をめぐって党内ではさまざまな憶測が飛ぶ。
「次の政権は衆院を解散するだけの選挙管理内閣になる。
仙谷氏は、子飼いの前原氏や枝野幸男 官房長官を使うのはもったいないので温存しようとしている」
「野田氏の名前を先に出すことで、野田氏を潰す意図だ」
いずれにしても仙谷氏が「民主党のキングメーカー」になろうとし、周囲からもそう目されているのは間違いない。
進退が窮まりつつある首相は18日、東京ドームで開かれた世界らん展で、意味深長なあいさつをした。
「『変わりやすい愛情』というのも、このランの花言葉の中に入っているようでして、そこは気をつけなきゃいけないなと…」
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