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無縁社会は高齢者ばかりのものではない。かつてホームレスは50代以上の男性で占められていたが、
いまでは20代から30代のホームレスが急増している。
著者はホームレス自立支援組織の雑誌「ビッグイシュー」のライター。
その体験と人脈を踏まえ、2007年から急増した若者ホームレスに、粘り強い聞き取り調査を行って執筆したのが本書だ。
住所さえないのに炊き出しの列に並ぶのを嫌がり、プレステだけは手放さない若者ホームレス。
それは自分をホームレスと認めたくない、認めたら限りなく落ちてしまうという恐怖から来ている。
イジメ世代ゆえに人間関係が苦手で、派遣先でも落ちこぼれてしまう若者たち。
山谷、釜ケ崎、寿町などの寄せ場(ドヤ街)は最貧層を受け止める場として機能してきたが、
劣悪な労働環境の飯場でサバイバルできる若者は多くない。
ホームレスの実態を見えにくくするネットカフェだが、それも規制される傾向にあり、
それも規制される傾向にあり、そうなるとさらにホームレスが増える可能性が高い。
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