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秘湯として地元住民や露天風呂の愛好家らに人気の
青森県むつ市大畑町の奥薬研温泉の露天風呂、通称「隠れかっぱの湯」が撤去されることになった。
管理者がいないため公衆浴場法に抵触するとして、同地区を含む国定公園を
管理する下北森林管理署が県からの指摘を受け撤去を決め、17日に解体工事を始める。
全国的に有名な秘湯だっただけに、愛好家からは惜しむ声があがっている。
奥薬研温泉には大畑川沿いに、有料の「夫婦かっぱの湯」と、無料で混浴の
「元祖かっぱの湯」「隠れかっぱの湯」の3露天風呂がある。混浴の2温泉は自然な
おもむきがより強いため根強い人気を集めてきた。
「隠れかっぱの湯」は、廃業したホテルの湯船だけが残った源泉掛け流しの温泉で、
県道から少し下の河原にある。脱衣所や囲いはない。管理者もおらず、利用する
地元住民らが自主的に清掃するなどし、全国からも愛好家が訪れていた。
県によると、浴場として利用する場合は公衆浴場法の許可が必要となり、
また、県公衆浴場法施行条例は囲いの設置や混浴禁止などを定めている。
しかし、「隠れかっぱの湯」には管理者がいないため、下北森林管理署は
県の指導のもと、昨年2月以降、使用を禁じていた。
むつ市に管理できないか打診したが不調に終わり、撤去を決めた。
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