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110億年前 原始銀河集団を発見 愛媛大グループ
愛媛大の谷口義明宇宙進化研究センター長らの共同研究グループがこのほど、110億光年離れた
宇宙で爆発的に星を形成する「ロゼッタストーン銀河団」を発見した。
3月発行の日本天文学会欧文報告誌で発表する。谷口センター長は「星を形成し終えた、
(地球のある)銀河系近くの銀河団が、どのようにしてできたかを探るきっかけになる」
と期待している。
谷口センター長によると、銀河は、現在137億歳の宇宙が20億~30億歳の時に星を多く
作り出したという。そのため、銀河形成の様子を探るには、100億光年以上離れた宇宙の観測が
必要だった。研究では、ハワイ島に設置された「すばる望遠鏡」の高い視野を持つ近赤外カメラに、
110億光年離れた一部の領域の光(Hα輝線)だけを集めるフィルターを装着。
27億歳の宇宙で十数個の銀河が星を集団で形成する様子を捉えた。
[愛媛新聞]2011年02月15日(火)
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