11/02/14 18:54:49 epiCMOBf0
>>167
権利には責任と義務が伴う。それ自体は正しい。
問題はその内容。「誰に対する」「どんな義務か?」
では人権における「責任と義務」とは何か?
これは基本「他人の人権も自己の人権と同じく尊重する(侵害しない)」ということだ。
犯罪を取り締まれるのもそれに基づく。
つまり例えば「人殺しをする奴は、他人の生存権を侵害したから、自分の人権が侵されても(刑罰を食らっても)文句は言えない」ってことだ。
ではなぜ自民憲法が叩かれるか?
自民が求めるところの「義務と責任」が「他者への」「人権尊重」ではなく「国家への」「絶対服従」だからだ。
おまけに「服従」してれば人権を十全に保証してくれるならまだいいが、
「服従」の中には「人権の放棄」さえ含まれる。たとえば「生存権」さえ条件付きだ。
つまり「国家が死ねと言えば死ね」ってわけさ。これじゃ「責任と義務」の名の下、人権を廃止しているに等しい。
言いかえれば「国民は国家の奴隷」と言っているのさ。そりゃ叩かれるわな。