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女性の場合、男性を選ぶ際の直感は信じて良いでしょう。ただし、つき合う前にエッチをするのはよくありません。
それというのも、エッチをするとドーパミンとエンドルフィンという脳内物質が分泌されます。
特に、覚せい剤と同じ作用があるとされているドーパミンが分泌されると、
脳は麻薬中毒のような状態になってしまい、正常な判断ができません。
そのため、相手が自分に本気なのか見極めることができず、体だけの関係で終わってしまったり、
後悔したりすることがあるのです。実際、結婚前に体の関係をもったカップルと結婚後に初めて……
というカップルでは、前者のほうが離婚率が高いというデータもあります。
また、相手がエッチを我慢できる男性かどうか見極めることも大切です。
基本的に男性の場合、遺伝子を残したいという本能ゆえに、相手が若い女性であればいつでも関係をもちたいもの。
しかし、本気で家庭を作りたいと思う女性に対しては、そう簡単に関係を求めません。
なぜなら、好きな女性に対しては「自分でいいのだろうか」という気持ちが芽生えるから……。
体の関係ばかりを求める男性には要注意です。
女性がイイ男をゲットし、幸せな恋愛をするためには、自分の直感を信じることと、
自分が最も魅力的になれる排卵日をうまく利用すること。そして、交際前のエッチは避けることです。
澤口俊之
北海道大学理学部卒。京都大学理学研究科博士課程、日本学術振興会特別研究員、
米国エール大学医学部研究員、京都大学霊長類研究助手、北海道大学医学研究科教授などを経て、
人間性脳科学研究所（HNI）に就任。著書に『わがままな脳』（筑摩書房）、『「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育』（講談社）など。
『ほんまでっか!?TV』（フジテレビ）に出演中。