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NHK総合で2011年2月11日に放送されたドキュメンタリー「無縁社会新たな"つながり"を求めて」。
同番組では人間関係が希薄化した「無縁社会」が広がっていく中で、インターネットを通じて
新たな"つながり"を築いている若者としてニコニコ動画で生放送をするユーザーたちが紹介されていた。
家族や地域だけでなく、退職や失業などで会社とのつながりまでをも失って孤独になってゆく人たちが増えているという。
昨年NHK総合で放送された直後から大きな反響を呼んだこの「無縁社会」。
2月11日19時半から放送されたのは、同テーマの第二弾として「新たな"つながり"を求めて」と題した、
無縁から結縁へとさらに一歩踏み込んだ内容だった。
一日のほとんどの時間をパソコンの前で過ごすというネコビデオ(NECOVIDEO VSOL1)さん。
設置されたカメラからは365日24時間、部屋の様子が中継されているという。
「もし倒れたら誰かが119番してくれるのかな」とインターネットでのつながりをまるで"命綱"であるように話していた。
飲食店や公園でひとりパソコンに向かって喋りかけるのはみつき@なごやさん。
父親が病気で倒れ、好きだった仕事が続けられなくなったという。
家庭を持った同世代の友人と会う機会も減り、結婚を考える余裕も無い。
そんな中出会ったのがインターネット中継だった。「ちょっとした友達。つながりを感じる」
と中継をしながら会話をするみつきさんは笑顔だった。
「おやすみなさい」。オレンジ野郎さん(写真)が眠る前にそう話しかけるのは、ルームシェアをしている友人ではなくパソコンだった。
インターネット中継を見守ってくれる人たちを「親と変わらない愛情がある」と語っていた。
番組によると、現在インターネット中継の利用者は月140万人にものぼるという。
実社会よりもインターネットを通じて見知らぬ相手と会話している若者たち。
無縁化が進む中、これもひとつの"つながり"の形であるのかもしれない。
URLリンク(news.nicovideo.jp)
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