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★日ロ外相が会談、北方領土などで 前原氏「お互い知恵を」
【モスクワ共同】前原誠司外相とロシアのラブロフ外相は11日午前(日本時間同日夕)、
モスクワのロシア外務省別館で会談した。前原氏は、北方領土問題について
「お互いが知恵を出して乗り越えていかなければならない問題だ。日ロ関係を強化、
発展させることが互いの国益になり、地域の安定にもつながる」と強調した。
これに対しラブロフ氏は北方領土問題をめぐる菅直人首相のロシア非難などを念頭に
「友好的な雰囲気の中で会談したかったが、そうでなく、残念だ」とけん制した。
前原氏はロシア政府高官の相次ぐ北方領土訪問やメドベージェフ大統領による
軍備強化指示を踏まえ遺憾の意を示すとともに、北方四島の帰属問題を解決した上で
平和条約を締結するとの日本政府方針を伝達する意向。経済協力や緊迫化する
朝鮮半島情勢などでも連携し、両国関係の進展を目指す考えも伝える。
昨年11月の大統領の国後島訪問をきっかけに両国関係は冷却化。菅首相が7日に
「許し難い暴挙だ」と強い調子で批判した一方で、大統領は北方領土を含む千島列島を
「戦略的地域」として軍備増強を指示するなど領土返還に応じない姿勢を鮮明にしている。
前原氏は領土問題打開に向けた糸口を探りたい考えだが、展望は開けていない。
2011/02/11 18:50 【共同通信】
▽ソース (47NEWS)
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