【新潟】 自衛隊除雪に「壁」 一般住宅には立ち入れず 期待していた魚沼市と衝突at NEWSPLUS
【新潟】 自衛隊除雪に「壁」 一般住宅には立ち入れず 期待していた魚沼市と衝突 - 暇つぶし2ch1:かしわ餅φ ★
11/02/09 16:34:29 0
魚沼市の豪雪災害対策本部は8日、旧入広瀬村内で2~5日にあった陸上自衛隊第12旅団
(群馬県)による除雪活動について、「市と自衛隊との考え方が若干異なり、今後は救援態勢の
すみ分けが必要となる」などと総括した。自衛隊活動は学校や道路など公的施設の除雪が中心で、
私的財産となる一般住宅には立ち入らない内部基準があり、救援活動に限界があった。(服部誠一)

 標高約370メートルの旧入広瀬村の芋鞘(いも・ざや)地区。上り坂が続く県道沿いに、70歳以上が
ほとんどだという21世帯の家が点在する。佐藤武司さん(78)の築約50年ほどの古い木造2階建て
住宅は、高さ5メートルの雪の壁に囲まれていた。

 雪壁は沢水で溶かし、スコップで掘る。妻(78)と2人の連日の作業だ。高台に見える留守中の人家は、
自衛隊が入広瀬に入っていた4日、雪の重みで倒壊した。佐藤さんは「自分の家は自分で守る。
そういう仕組みだと思っているから仕方がない」とあきらめ顔だ。

 魚沼市によると、自力で屋根の除雪ができない65歳以上の高齢者や障害者などの要援護世帯は、
市内254世帯に上るが、市内約80の除雪業者は道路の除雪に忙殺され、住宅まで手が回らなくなるのが
実情だという。芋鞘地区や、さらに標高が高い田小屋地区などは「集落全体がすっぽり雪に覆われている」
(市幹部)ような状態で、市はこれらの地区の救援も自衛隊に期待していた。

 しかし、第12旅団司令部によると、災害派遣活動は、派遣の根拠となる自衛隊法第83条に明文化されては
いないものの、(1)緊急性(2)公共性(3)自衛隊でないと救援できない非代替性―の3原則が自衛隊の
内部基準としてある。これが壁になった。

asahi.com:自衛隊除雪に「壁」-マイタウン新潟
URLリンク(mytown.asahi.com)


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