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先週5日、「税と社会保障の一体改革」の議論が始まったが、国民は目をこすってしまう。
会議では菅首相の隣に与謝野馨経財相が陣取り、柳澤伯夫・元厚労相が向かいに座った。
いずれも元自民党の重鎮で、野党時代の民主党が攻め立てた相手だ。翌日の新聞には
「一体改革 自公案を軸に」(読売新聞)の大見出し。
民主党政権は一体、どこへ行ってしまったのか。もはや、影も形もないではないか。
それがあからさまになった会議だったのである。
今や、首相気取りの与謝野は会議のメンバーも気心の知れた仲間にし、民主党がマニフェストで掲げた
税方式による月額7万円の「最低保障年金」や「年金一元化」の改革案をあっさり切り捨てようとしている。
「社会保険方式」「現行制度の大枠維持」の方向で、そうしたら、いきなり、菅内閣は「社会保険方式が基本」
との答弁書を作成、年金一元化にしても「大変難しい」(菅首相)とか言い出している。
あれよあれよという間に、どんどん、公約がなし崩しになっているのだ。
民主党は子供手当てについても月額2万6000円の満額支給は断念する方向だ。
高速道路無料化も「社会実験」でお茶を濁す気だし、八ツ場ダムも本体工事を残して、
周辺の工事はガンガン進んでいる。公務員改革もひどいもので、人件費の2割カット、
降格人事、天下り根絶のどれも実現の見込みなし。
そうこうしているうちに、政務三役会議に事務次官や官房長が出席することになり、官僚主導が完全復活してしまった。
国民はあ然ボー然だが、これぞ、国家的犯罪ではないか。
「あれもやります」「これもやります」と詐欺的手法で国民の票をかき集め、議員を増やし、政党助成金という税金をふんだくった揚げ句、
公約はことごとく破棄し、あろうことか、自公路線に舵切りとは、あまりにも国民を愚弄した話だ。
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日刊ゲンダイ1面 2011年2月7日
全部デマカセだった民主党の政権公約 年金一元化も子ども手当も後期高齢者医療制度も
高速道路無料化も公務員改革も何もかも選挙民をだまして票を詐取した犯罪だった
これほど恥知らずの国会議員ばかりだったのか、民主党という名の税金ドロボー政党 選挙をやり直せ