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前原誠司外相は７日午後の衆院予算委員会で、民主党の鳩山由紀夫前首相がロシアとの北方領土交渉をめぐり、
２島の先行返還に言及したとの質問を受け、「政府の考え方では全くない。個人的意見であれ、前首相が（政府と）
異なる考え方を言うのは控えていただきたい」と苦言を呈した。
質疑で自民党の小野寺五典氏は「（鳩山氏が５日の講演で）『四島を同時に返せというアプローチであれば、
今のような現実の中で未来永劫（えいごう）平行線のままだ。
その上で２島にプラスアルファという考え方で』という話をした」と述べ、政府の見解をただした。
これに対し、外相は「四島が日本の固有の領土であることは紛れもない事実で、
四島の帰属を確定してロシアとの間で平和条約を結ぶというのは、
変わらない基本的な考え方だ」と従来方針を堅持する考えを強調した。（2011/02/07-15:22）
ソース 時事通信
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