11/02/07 01:05:46 0
★「菅政権の無能、無策、無責任の表れだ」
6日の名古屋市長選と愛知県知事選で既成政党の支援する候補が敗れたことについて、
野党は「ポピュリズム(大衆迎合)の跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)だ」(自民党首脳)と
いら立ちや戸惑いを隠さない。ただ、「民主王国」愛知での民主党候補の敗北に関しては
「菅政権の迷走ぶりが厳しい評価を受けた」(山口那津男公明党代表)などと、政権批判で足並みをそろえた。
自民党の石破茂政調会長は、知事選で支持候補が敗れたことに関して
「当選した大村秀章氏の知名度が圧倒的だった」と指摘。
党内で大村氏支援の動きが出たことについては「党再建の在り方に問題があって分裂したわけではない」と、
執行部の責任を否定した。
谷垣禎一総裁に近い党幹部は「民主の牙城でのこの結果は、菅政権の無能、無策、無責任ぶりの表れだ」と強調した。
名古屋市長選で再選された河村たかし氏との連携を模索したがかなわず、
知事選で独自候補を擁立したみんなの党の渡辺喜美代表は「民主党という既成政党への不信感が大きく作用した」と分析。
当選した河村、大村両氏の連携については「思惑が違い、早晩崩れる可能性が強い」と語った。
共産党の市田忠義書記局長は「自民と民主の垣根が完全に崩れ『何でもあり』の状況が生まれた」との認識を示した。(共同)
日刊スポーツ URLリンク(www.nikkansports.com)