11/02/05 13:03:09 dRdJ+tz3P
世界から隔絶されてた1億の預金がある村が、現在8000万円の村債を発行していて
村の有力者が年間100万円の収入を得ていて、村の経済活性化に
公共工事として毎年100万円を村の穴掘りが得意な人に発注してる。
民間からの税収は毎年100万円で足りない部分は村債を発行している
ここのところの天候不良と、村の高年齢化による労働人口の減少で
民間の商取引の金額が低くなり、税収も下がってしまった。
ここで考えた方がいいのはなぜ村の債務が8000万円なのに預金が1億あるのかということだ
この差分は、市場に流された現金のうちのキャッシュフローから溢れた金が積み上がって
出来ているということだ。つまり来年村債は8100万円になるのだが、
村の経済規模が変わらなければ(キャッシュフローの量が変わらなければ)
預金は1億100万円になるわけだ。
この構造で税率を上げて税収を200万円にしましょうということの意味は何なのか
よく考えてみよう。
民間が貧乏になり、村の有力者と穴掘りが同じ生活を維持すし、村の財政が改善することは
ないことは明白だろう。