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「日本:東京都知事は、同性愛者差別発言を撤回すべきだ」―。
米東部時間2月1日午前零時過ぎ、ニューヨーク本拠の米主要人権団体「ヒューマン・ライツ・
ウォッチ」(HRW)から、こんなタイトルのプレスリリースが受信ボックスに飛び込んできた。
一瞬、「Japan」「Governor(知事)」「Homophobic Comments(同性愛差別的コメント)」の
4語に目がクギづけになる。
同プレスリリースによると、昨年12月、石原慎太郎都知事は、2回にわたって、同性愛者への
差別的発言を行ったという。1度目は、12月3日。都議会に再提出された、漫画・アニメ産業の
規制を目的とする東京都青少年健全育成条例改正案(15日に本会議で可決し、成立)について、
こうコメントした。
「子供だけじゃなくて、テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は、野放図に
なりすぎている」石原知事の「脱線」は、さらに続く。7日、このコメントの真意を記者から尋ねられ、
こう答えたという。「どこか、やっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで
気の毒ですよ。(サンフランシスコで)ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。
男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」
この発言もさることながら、驚いたのは、毎日新聞以外、日系メディアのほとんどが、
このニュースを問題にしなかったことだ。日本を背負って立つ「国際都市」であるはずの
東京都のトップが、これほどの「失言」をしたにもかかわらず、である。仮にニューヨークの
州知事が、こうした「反PC」的発言をしたら、メディアがこぞって取り上げ、辞任に追い込ま
れるのは想像にかたくない。PC(ポリティカル・コレクトネス)とは、人種、性別、国籍、宗教、
性的志向などの点で、差別的表現をしないことを指す。(>>2以降に続く)
URLリンク(jp.wsj.com)
スレリンク(newsplus板) 2011/02/04(金) 14:01:10