11/02/04 07:02:15 lo3LMLreP
>>1はまず、これから現地人を管理させる為に現地人を雇うって話。
その中で現地の経営幹部に出来そうな現地人を日本採用にして、押さえておいて、現地の経営を
任せるかサポートさせるってこと。
日本に何万という中国人「店員」を恒常的に入れるわけじゃない。そんなもの、接客できるはずが
ない。そのくらい日本語がうまいなら、いくらでも高給な仕事があるから、就労ビザさえもらったらすぐ辞める。
で、記事から抜粋すると。
>入社後は現地や海外での店長として勤務し、
これは簡単(店長に置いてから、うまく運用管理できるかは別)。
>優秀な人材は現地法人の管理職だけでなく、ファストリ本社の役員など経営幹部に登用する。
これは難しい。引き止めるのが相当難しい。日本みたいに年功序列でやったら速攻で辞めて転職する。
>国内店舗でも、将来は全体の4分の1から3分の1が、外国人が店長を務めることになるという。
で、これはユニクロが「将来そうしたい」ってだけだから、さらに難しい。
今のところ、ちょっと現実を無視した妄想に近い。
とにかく、そこまで育てて、かつ「辞めないようにさせる」のが難しい。もしユニクロが中国で伸びた
場合、ユニクロのノウハウを欲しい中国系等の他社から高い給与を提示されてバンバン引き抜かれる。
これを防ぐのは至難の技。
で、これを突破し、日本採用になり、日本でユニクロの店長になったとする。
就労ビザももらった、しかも中国でも滅多にいない人材。
そいつが、まわりを見たら、普通、速攻で辞めて財閥系企業とか
「ステータスがある企業」に行くだろね。
でも、そんな奴がユニクロにくるかと言えば・・・・・たぶん滅多に来ない=つまり無理。