11/02/04 06:55:27 +NZ558b10
大相撲が「賭博」で揺れている。名古屋場所はNHKが中継を止めたそうだ。
なにを今更、聖人君子ぶりやがってと私は思う。
賭博がなぜ悪いかといえば、あれは正業ではないからだ。
昔からヤクザが仕切るものと相場が決まっている。
自分は働かずに人の稼いだカネを巻き上げるから、それは悪だと古来認められてきた。
堅気の人間は手を出してはいけないよ、と。
ところが、賭博に魅入られる人がいる。あんなもので興奮するのが楽しいとは哀れな人間である。
その賭博に魅入られている人間は、教育界にもマスゴミにもゴマンといて、
あろうことか教育の元締めたる文科省までが、スポーツ振興と称して
サッカー賭博の胴元となりバクチを奨励している。
私は大相撲を痛めつけるより先に、文科省をはじめとする公営ギャンブルを非難すべきだと思うし、
正義面して大相撲を叩くマスゴミの記者どもにも人を罵る資格はないと思っている。
公営ギャンブルならいいという言い方はあるだろうが、そんな屁理屈はない。
ヤクザが主催しようと、自治体が主催しようと、賭博が汚い行為であることは変わらない。
警察がそれを取り締まるのは日本の秩序を守るためというのは建前で、
公営ギャンブルの収入をヤクザに取られるのを妨害しようというのが本当の意図である。
それにしても、今回の大相撲の賭博は「今更感」がある。
それは、昔から興業には裏社会がつきものだというのに、
何を妙な道徳感を持ち込んでいるのかという事である。
テレビで見るかぎりでは分かりにくいようだが、力士もその裏方も、
タニマチと称するスポンサーも、どちらかといえば裏社会の人間なのである。
それをとぼけてTV中継しているのがNHKであり、報道しているのがマスメディアである。
諸外国でも事情は似たようなものだ。
たとえば芸能、祭りなどはややもすると裏社会が堂々表に出てきて大きな顔をするときである。
だから私は祭りも好きではなかった。
香具師などは、裏社会の人間である。堅気の人間にとってはアンタッチャブルなのだ。