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道内建設業の倒産6%増 負債総額は37%減
(02/03 08:56)
帝国データバンク札幌支店は2日、2010年の道内建設業者の倒産動向調査(負債額1千万円以上、法的整理のみ)を発表した。
公共事業の縮小に加え民間設備投資も低迷し、倒産件数は前年比6・3%増の118件だった。
負債総額は37・7%減の187億7100万円で、1件当たりの負債額は41・3%減の1億5907万円。
経営体力の乏しい中小零細企業を中心に、倒産の小規模化が顕著となった。
10年の道内企業全体の倒産件数は、緊急保証制度や中小企業金融円滑化法による資金繰り支援策の効果で件数が14・5%減と
前年を下回ったが、工事量の減少や競争激化の影響で建設業のみが増加した。
建設業者の倒産件数は00年以降では08年の161件に次いで2番目に多かったが、負債総額は下から2番目。
負債規模は1億円未満が63件と53・4%を占め、08年に3件あった負債50億円以上の大型倒産は2年連続で発生しなかった。
業種別では、民間中心の「建築工事」が、札幌市中心部の大規模ビル完成など大型案件が一巡した影響で前年比40%増の14件となった。
公共工事中心の「土木工事」は4・2%減の23件だった。
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