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保険会社がJR提訴 宮古の母子踏切死亡事故
宮古市八木沢のJR山田線盆景(ぼんけい)踏切で2009年10月、列車と衝突した
乗用車の母子2人が死亡した事故で、保険金を支払った日新火災海上保険(東京都千代田区)が
JR東日本(同渋谷区)に対し、求償金約3870万円を求める訴えを1日までに、盛岡地裁に起こした。
事故の3年前にも同じ踏切で死亡事故があったにもかかわらず遮断機を設置するなど
必要な措置を講じなかったと主張している。
訴状によると、現場は見通しが悪く、06年2月にも列車と乗用車が衝突する死亡事故が発生した。
危険な状況にもかかわらず、列車が近づくことを知らせる遮断機や警報機が設置されず、
事故の過失の一部はJR東日本にあると主張。同保険が支払った人身傷害補償保険金のうち、
4割分の支払いをJR東日本に求めている。
事故は09年10月20日朝発生。踏切内で乗用車と列車が衝突し、乗用車の宮古市の
女性=当時(50)=と助手席に座っていた三男の高校生=当時(17)=が死亡した。
事故から1年後の昨年10月、遮断機と警報機が設置された。
JR東日本は「主張は法廷で述べるので、コメントは差し控える」としている。
岩手日報社(2011/02/02)
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