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★グルーポン売り上げの伸びに陰り、おせち問題の影響も
・共同購入クーポンの検索サービス「クーポンジェイピー」を運営する合同会社シープジェイピーは
2日、共同購入クーポンを扱う147サイトの販売実績を公表した。それによれば、1月の販売総額は
18億7031万円で、前月と比べると16%減少したという。
1月のサイトごとの販売総額順位を見ると、首位は「グルーポン」で9億8385万円、
2位は「ポンパレ」で4億7664万円だった。前月比ではグルーポンが14%減、ポンパレが18%減と、
ともに売り上げを減らした。
両サイトの売り上げが減った理由としては、主要都市から人が流出する正月休みという
季節的要因に加えて、グルーポンが販売したおせち料理の配送が遅延したり、商品内容の
事前の説明が異なるといった苦情が相次いだ不祥事の影響もあったという。
「事件を通して共同購入クーポンの名前はこれまでになく広く浸透したが、同時に販売手法
そのものへの警戒感・不信感を強く植え付ける結果となった。」(シープジェイピー)
なお、グルーポンとポンパレは、1月上旬にかけてクーポン掲載数を減らすとともに、
販売金額も落ち込んでいた。グルーポンについては1月中旬以降、直近で最も掲載数が
多かった12月下旬並に戻ったが、販売金額の伸びには陰りが見られた。
「これまでに右肩上がりに売り上げを伸ばしてきたグルーポンには見られなかった現象。
掲載数拡大に伴い販売金額を戻しつつあるポンパレと比較すると、季節要因だけとは
言い切れない。」
おせち問題は、大手よりも中小のクーポンサイトに大きな影響を与えたとも分析。クーポン
出稿店舗や新規会員の獲得が困難になり、販売金額が半減したサイトも見られたとしている。
調査は、クーポンジェイピーが各共同購入クーポンサイトに掲載された情報を独自に
収集・集計した推定実績。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)