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★「ひったくりワースト」返上の裏で 大阪府警 地道な努力
昨年、ひったくり被害全国ワーストワンを返上した大阪。
その裏で、府内各警察署は「検挙こそ最大の防犯」を合言葉に、あの手この手の発生抑止に取り組んでいた。
犯行をとらえた防犯カメラの映像分析、年の瀬も終日続けた容疑者の行動確認、不審者の動きを予測した包囲網…。
最前線の警察官たちの地道な努力を追った。
■防犯カメラ増設
昨年8月下旬、未明の大阪市中央区島之内。路上を1人で歩いていた女性の後ろから、白い車が近づいてくる。
追い越しざま、後部座席から男が身を乗り出し、女性の右手から手提げかばんをひったくった。
近くの防犯カメラには、この犯行の瞬間が見事に写っていた。
約1カ月後、南署は窃盗容疑で、車の運転役とひったくりの実行役の少年2人を逮捕した。
南署は平成20年3月以降、ミナミの繁華街に防犯カメラ24台を設置。
その後、昨年3月には島之内地区で新たに16台の運用を始めた。捜査関係者は「カメラの存在が抑止につながっている」と話した。
■正月返上で追跡
東住吉署は昨年1月、ひったくりを繰り返した男(24)を逮捕。
101件(現金の被害額計約460万円)の犯行を裏付け、被害増加に歯止めをかけた。
逮捕の端緒は21年12月初め、ひったくり事件で目撃されたミニバイクのナンバー。
署員が翌日、同じナンバーのミニバイクを発見、運転していたのがこの男だった。
署員たちは、年末も含めて男の行動を終日確認。昨年1月10日、
男が大阪市住吉区内で犯行に及ぶのを追跡していた署員が目撃し、
別の署員が男の自宅に先回りして身柄を確保した。(続く)
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