11/02/02 06:37:29 0 BE:823010764-PLT(12556)
東京大学大気海洋研究所と水産総合研究センター(本部・横浜市)の
研究グループが、ニホンウナギの卵の採取に世界で初めて成功した。
場所はグアム島の西方海域。長年の謎とされてきたニホンウナギの
産卵場所が特定された。産卵環境が詳しくわかれば、完全養殖の実用化に
向けて弾みがつきそうだ。1日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ
電子版に発表した。
採取場所はマリアナ諸島のグアム島から西へ約370キロ・メートルで、
海底山脈「西マリアナ海嶺(かいれい)」の南端付近。
水深約160メートル前後から31個の卵がとれ、DNAの解析で
ニホンウナギと判明した。直径は約1・6ミリ・メートルで、受精から
約30時間とみられる。
ニホンウナギの産卵場所は、産卵直後の親ウナギの捕獲などから
マリアナ諸島沖と推定されていたが、それが今回、正確に特定できた。
卵は2日程度で孵化(ふか)してしまうため、採取が難しかった。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2011/02/02[06:37:28] +*+*
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