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インターネットの土台「IPアドレス」の日本の管理団体「日本ネットワークインフォメーションセンター」は1日、
国際管理団体「ICANN」(米カリフォルニア州)が管理していた最後のアドレス在庫が、
アジア太平洋地域の管理団体「APNIC」に分配されたと発表した。
これで中央は在庫切れとなり、APNICなど世界に五つある地域管理団体の在庫も
今年後半には底をつくと見られる。
一方でインターネット利用者は世界的に急増しているため、アドレス数を増やした
次世代規格への移行作業が進められている。
30年前に規格化された現行のIPアドレス「IPv4」は全部で約43億個ある。
これを256のブロックに分けてICANNが管理、分配している。
これまで七つのブロックが残っていたが、最後の五つは地域管理団体に均等配分される取り決めになっているため、
残る在庫は二つだけだった。これが日本時間の1日、APNICに分配された。
残る五つも取り決め通り近く分配され、それ以後はIPv4の新規の供給は停止する。
IPv4アドレスの枯渇に対応するため、アドレス数がほぼ無尽蔵の次世代規格「IPv6」への、
移行作業が世界的に進められている。
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