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大阪市西区のマンションで幼児２人が放置され死亡した事件で、殺人容疑で逮
捕された母親の下村早苗容疑者（23）について、大阪地検が殺人罪で起訴する
方針を固めたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑者の鑑定留
置で刑事責任能力に問題がないとの結果が出たことを受け、地検は刑事責任を
問えると判断、４日にも起訴する方針。
地検は、下村容疑者が子どもに十分な食事を与えず、約２カ月間も外出したま
ま帰宅しなかった点などを重視。子どもが死んでも構わないという「未必の故
意」にあたるとみて、殺人罪が適用できると判断した。同罪で起訴した場合、
裁判員裁判の対象となる
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