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記録的な大雪の影響で、福井県では30日夜からJR北陸線で特急列車が立ち往生し、
乗客が車内などで一夜を明かした。
「前方を走る普通電車が雪で動けなくなったため、この列車も止まっています」。30日午後9時頃、
名古屋に向かっていたJR北陸線の特急しらさぎ16号が、途中の敦賀駅近くのトンネルの真ん中で
突然停止した。
午後6時13分。富山駅を出発する時、すでに雪は激しさを増していた。駅員に運行状況を問いあわせると、
「名古屋までは行けます」。その返事に臨時停車しても、すぐ運転再開するだろう。そう思っていた。
ところが、10~20分おきに流れる車内アナウンスは「除雪完了のメドは立っていません」の繰り返し。
約200人の乗客も午後11時を過ぎる頃には〈イライラ〉が募ったのか、車掌に詰め寄る人が相次いだ。
泣き出す子どももいた。
みんな携帯電話で自宅などに事情を伝え始めた。電池切れの人には、他の乗客が電話を貸す光景もあった。
日付が変わっても雪の勢いは収まらず、除雪車2両を使っても追いつかない状態に。夜が明け、午前8時頃から、
栄養補助食品やパン、水、風邪薬などが届き始めた。疲れた乗客らにも、少しホッとした表情がもどった。
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)