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★財政赤字削減、各国首脳が合唱 日本は沈黙 ダボス会議
30日閉幕した世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、先進各国の首脳らが
財政赤字削減の意向を次々に表明した。欧州に集中していた不安感がほかの先進国にも
じわりと広がっているからだが、日本はだんまりを決め込んだ。
オバマ米政権は経済成長を重視する姿勢だが、財政赤字にも配慮せざるを得なくなっ
ているようだ。ガイトナー財務長官は28日の討論で「米国政治の中に、今の財政は持
続不可能だという認識が広がっている。成長を傷つけることなく財政を安定させたい」
と語った。急激な緊縮は避けるが、財政再建への道筋を描く必要があるとの立場だ。
日本は27日に米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)に国債を格
下げされ、国債金利の上昇に苦しむスペインより悪くなった。会議に参加した米ハーバ
ード大のケネス・ロゴフ教授は取材に「労働人口が減り、政府債務が非常に多いことを
考えれば、リスクを指摘しないと格付け会社の責任放棄になる。格付けは現実より遅れ
がちで、今回もそうだろう」と厳しい見方を示した。
しかし、菅直人首相は29日の講演で財政問題に一切ふれなかった。講演後、記者団
に対し、貿易自由化と社会的な絆という課題のほうが財政問題よりも「国際的なダボス
会議で発信するに足りると考えた」と説明した。
(続く)
■ソース(朝日新聞)
URLリンク(www.asahi.com)
■元ニューススレ
【政治】菅直人首相、ダボス会議の講演で米格付け会社による日本の長期国債格下げや財政健全化に関する言及無し
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