11/01/30 07:28:51 HyN5QSClP
東京都における経済格差での学力偏重の最大の原因は、
美濃部都政がスタートした昭和四十二年に敷かれた学校群制度である。
各学区をさらに二-四校ずつの学校群に分け、
合格者を均等に振り分ける制度だった。
革新自治体の広がりと共にやがて全国に学区制が展開した
その結果、都立高校の学力レベルは急速に低下し、
その間隙をぬって私学と塾が台頭し
高い教育費を出して塾や私学に通わせないと、
志望大学に進めない状況が生じた。
「結果の平等」を目指した美濃部都政が逆に、
「機会の不平等」を招くという皮肉な結果になったのである。