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全国的にはあまり知られていない地方のラーメン店が、アジアへ進出して成功するケースが相次いでいる。
金沢からタイへ、熊本から中国へ。現地の好みに合わせて工夫したメニューが支持されているのに加え、
所得水準が上がり、庶民にも日本食が身近な存在になったことも追い風になっている。
「今やバンコクで『8番らーめん』を知らない人はいない。ケンタッキー、
マクドナルドに匹敵する外食チェーンに育ちつつある」
先月21日、金沢市内の本社で開いた記者会見で、後藤四郎・ハチバン社長(63)は
胸を張った。8番らーめんは石川県内で66店舗を展開。富山県(33店舗)や
福井県(30店舗)なども合わせ、国内では計154店舗があるが、北陸地方以外では無名に近い。
そんな同社が、タイでは本家の石川県より多い88店舗を展開する。バンコクを中心に、
北部のチェンマイや南部のプーケットでも出店。進出は1992年で、まだ珍しかった
オープンキッチンやカウンター席など当時の日本の最先端の店を再現した。メニューは日本語で、
下に小さくタイ語を入れ、「格好いい日本食」のイメージを作った。
タイ進出は、8番らーめんの味を気に入った現地の布地卸小売業者から持ちかけられた。
当時は東京進出を図っていたが、苦戦。専務だった後藤社長は「東京もタイも、
どちらに出るのも苦労する。競争が激しい首都圏より、競争が全くないタイの方が伸びしろがある」と賭けに出た。
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