11/02/01 09:59:00 zkemCJ010
>>987だけど、ぐぐってみた
強迫症状とは強迫性障害の症状で、強迫観念と強迫行為からなる。
両方が存在しない場合は強迫性障害とは診断されない。強迫症状はストレスにより悪化する傾向にある。
強迫観念(きょうはくかんねん)とは、本人の意志と無関係に頭に浮かぶ、不快感や不安感を生じさせる観念を指す。
強迫観念の内容の多くは普通の人にも見られるものだが、普通の人がそれを大して気にせずにいられるのに対し、
強迫性障害の患者の場合は、これが強く感じられたり長く続くために強い苦痛を感じている。
ただし、単語や数字のようにそれ自体にはあまり意味の無いものが執拗に浮かぶ場合もある。
強迫行為(きょうはくこうい)とは、不快な存在である強迫観念を打ち消したり、振り払うための行為で、
強迫観念同様に不合理なものだが、それをやめると不安や不快感が伴うためになかなか止めることができない。
その行動は患者や場合によって異なるが、いくつかに分類が可能で、
周囲から見て全く理解不能な行動でも、患者自身には何らかの意味付けが生じている場合が多い。
こだわりの考えを医学用語では「強迫観念」、
こだわりに関する不安を振り払おうとしてくり返す行動を「強迫行為」といいます。
強迫性障害は患者さんによってこだわる内容は様々に異なります。けれども、共通していることがあります。
患者さん自身が少なくともある時点で「心配しすぎだ」「無意味だ」
「周りの人からみたら、ばかばかしいことを悩んでいると思われてしまうだろう」などと感じていることです。
これを「不合理性の認識」といい、強迫性障害を診断するときの重要なポイントの一つになります。