11/01/26 22:49:58 09N2FE7d0
>>446 おお!懐かしい松下興産! ただし松下興産の場合は、金額的にさらにビックで松下家の資産数千億が消えてしまった。
松下興産は52年に松下幸之助翁個人の出資で倉庫会社として設立され、その後、
松下家の資産管理会社の色彩を色濃くし、幸之助翁は、保有する松下電器の自
社株を相続対策として積極的に松下興産に移した。
その為松下家の直営の企業として83年まで社長を幸之助翁自身が務め、バブル
崩壊まではグループが使用する不動産管理や松下家保有の株式の保管など堅実
な経営を行う企業であった。
しかし後を継いで社長になった幸之助の娘婿である松下正治の長女、つまり幸
之助翁の孫娘である敦子の婿、関根恒雄氏が、90年前後から不動産開発事業を
本格的に展開し、豊富な松下興産の資産や株式配当を担保に豪州の高級ホテル
や高級ゴルフ場など海外の大型案件を次々と買収した。同時に国内では、新潟
妙高高原や北海道・夕張のスキーリゾート、和歌山県のマリーナシテなど巨大
開発を手がけていった。しかし、採算見通しが甘く、しかもバブル崩壊後とい
うこともあって、ほとんどが赤字という状態。
その結果、2000年には連結で7700億円の有利子負債を抱え、1400億円の債務超
過に陥り経営危機に、最後には松下家や松下電器が減資に応じる一方、三井住
友銀行などが1000億円以上の債権放棄を行う、この過程で会社は分割され、採
算事業をMID都市開発となり2005年3月を以て消滅することとなった。
松下家は、松下興産の減資や分割の過程で数千億の松下電器の株式を売却し、
債務返済に充てた為に、松下家の持株比率は激減、松下家の資産や松下電器
への支配力は激減した。
松下家の資産数千億をキレイに無くした孫娘ムコの関根恒雄←数千億円だよ!桁違い!
関根恒雄の場合は、銀行に騙された部分も有るかもしれないが、それよりも
この時期に持てはやされた堤義明を夢見て、松下家の資産を担保にしてリゾ
ート用地を買いマクリ自滅した。