11/01/26 17:57:51 n0/9VjUA0
>>86
旧皇族の皇籍復帰は、有識者会議で次のように5つも理由を挙げて全否定されている。
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まず、第一の政策として、今までの『男系男子を厳守』するという政策がございます。
これを採れば、少なくとも明治期に伝統とされたものには合致いたします。
しかし、現在のままで男系男子を続けるということになれば、御承知のとおり、断絶の危険性もある、
それを覚悟しなければいけない。あとは男子の生誕を待つということになりましょう。
次に、皇籍離脱者の皇族籍復帰というやり方がございます。
これは皇室典範を改正するとか、あるいは特別法をつくるということになりましょうが、
第1に、一旦皇族を離れた者が皇族籍へ復帰するというのは、伝統から考えても極めて例外的なことであります。
だから、伝統を重視する立場からも皇籍離脱者が復帰するということには相当問題があります。
第2に、当事者本人の意思が問題になることは言うまでもございません。
第3に、皇族籍にあえて一旦離脱した人が復帰するということは、
何かうさん臭さが漂って受け取られるきらいがあるかと思います。
第4として、皇族籍に復帰した男子が皇族の女子と結婚すればいいというような話がありますけれども、
こんなことは期待できないことでございます。
第5に、もし皇籍離脱者あるいはその子孫が皇位継承するというような状況が出てきた場合、
現在の世論を前提とするならば、世論の支持はほとんど期待できません。
したがって、国民を統合するという役割は、そうした天皇には期待できないと私は考えております。
皇室典範に関する有識者会議(第6回)議事次第
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