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「冬こそJR」苦闘 ポイントに雪 1月運休 最多694本
1月に入ってからの連日の大雪による影響で、JR北海道の運休本数が23日現在、
1月としては過去10年間で最多の694本に達している。
最大の原因は、列車の進路を切り替える「ポイント」に氷雪が詰まり、作動しなくなる故障だ。
同社は融雪装置や人力も駆使して対策を講じているが、
予想を上回る降雪量に作業が追いつかないケースも多く、頭を抱えている。
JR北海道によると、今冬の雪の影響による運休本数は、
12月は21本だったが、天候が荒れ始めた1月6日以降は、ほぼ連日発生。
16日には今季最多の269本が運休し、遅れも含め約7万人に影響が出た。
運休原因は未集計だが、同社は「原因の多くはポイントの不転換」という。
全道のポイント数は約2900カ所。大半のポイント付近には、
熱で雪を溶かす電気融雪器が設置されているが、
大雪で列車が落とす氷雪や吹雪の雪が詰まった場合は、溶かすスピードが間に合わなくなる。
<北海道新聞1月25日朝刊掲載> (01/25 10:22)
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
スノーダンプやスコップで、ポイントや周辺の雪をかきだす作業員=JR小樽駅構内
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)